戒名と法名の違い
2020.11.21
今日は葬儀の際によく耳にする戒名、法名について少しご説明させていただきます。
通常、仏教では一般的に亡くなると仏の世界に旅立つとされています。
そして仏教には「戒律」と呼ばれる生活規律があり、すべての者は常に戒律を守らなければなりません。
そしてその戒律を守らなければ地獄に落ちると教えている厳しい規律です。なので戒名を受けるということは戒律を守り仏になるための修行を行う証としてとても重要であります。
しかし、当地 滋賀県 長浜市、彦根市、米原市近郊で多い浄土真宗では戒名と呼ばず「法名」と呼びます。
法名は、亡くなって修行を行うのではなく日々の生活のなかで阿弥陀仏の教えを聞いて守る人に授けられます。
浄土真宗宗祖 親鸞上人の教えは、何人も阿弥陀如来の働きによって救われてすべての者が仏となるという考えです。
なので浄土真宗には、戒律がありません。
お釈迦様のお弟子とある門徒となるために髪を剃り門徒となります。
一般的に帰敬式・おかみそりと呼ばれるものがそれにあたります。
本来、法名は亡くなってから授かるものではなく、生きている間に「三宝」(仏・法・僧)に帰依し、仏の弟子として精進しながら生きていくことを誓い授かるものであります。
戒名とは、仏門に帰依した者が仏教の戒律を守ることを誓い授けられる名前です。
法名とは、戒律を守って仏教の修行を積むことが難しい人が、阿弥陀仏に救いによりお釈迦様の弟子(仏様)となる時に授けられる名前です。
宗旨・宗派により考え方や意味が少し違う部分がありますので知っておくと良いかもしれません。
また、戒名には階級(ランク)がありますがそれは次回のブログにてお話をさせていただきたいと思います。
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